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【秘技】眠いのに眠れないときは本を読め。絶対眠れる本トップ2

恐ろしく難解な本を手に入れれば、ページを開くまでもなく爆睡できるようになるぞ。ちなみに難しい本を読むと眠くなるのは、きちんとした理由がある。

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眠いのに眠れないときにどうするか。

  • 「風呂に入って体温を上げる」とか
  • 「睡眠薬を飲む」とか
  • 「よく眠れる音楽を聴く」とか

対処法はいろいろある。
でも風呂に入るのは面倒くさいし、睡眠薬なんて家にない。そして眠れる音楽なんて検索している間にブルーライト浴びまくってかえって目が冴えてしまう。

しかし唯一、即効性のある方法がある。それが……

読書だ!

眠れない夜に眠れる読書

難しい本を読むだけなので、手軽にできて効果も抜群

眠いのに眠れない……そんなときにどうするか。いろいろ方法はあるが、恐ろしく難解な本を手に入れれば、ページを開くまでもなく爆睡できるようになる。ちなみに難しい本を読むと眠くなるのは、きちんとした理由がある。今回はそこらへんを徹底的に解明していこう。

1.「馴化」(じゅんか)という身体の作用

馴化とは、同じ刺激を受け続けると慣れてしまうこと。全く刺激がないと人間はかえって何かを考えようとするが、馴化は逆に睡眠を誘う効果がある。難しい本を読むと眠くなるのは、内容が理解できず字面だけを追う「目を上下させる動き」に慣れるためである。電車に乗っていると、ガタンゴトン……という単調なリズムの揺れに身体が馴れて眠くなるのも同じ現象だ。

2.「読書=寝る」という習慣があるから

子供を寝かせるときに親は本を読み聞かせる。これを幼少時代に毎日やるので、私たちは「本を読む」と「寝る」がセットになって習慣付けられてしまっているのである。若い人ほど本を読むとすぐに眠くなってしまうのはこのためだ。

3.脳が「オーバーヒートする前に休みたい」と思うから

そもそも生き物が寝るのは「エネルギーを無駄使いせずに、回復するため」。難しい本を読んでいると眠くなるのは、脳がオーバーヒートする前に休みたい、情報の整理を行いたい、というサインなのである。

参考:Fuminners

【徹底調査】眠いのに眠れないときに読むべき本。

ということで、我が社のインテリを集めて、「眠れないときに読むべき本」を調査した。

インテリのジョージ「おれがインテリで有名なジョージだ」

彼がインテリで有名なジョージだ。インテリっぽさが顔中にただよっている。
我が社にはインテリが1人しかいなかったため、今回はジョージに全てを託そう。

そしてもうひとり、
ランキングに客観性をもたせるために、犬を呼んだ。

dog「わん」

よし、これで準備は万端だ。
早速ジョージの本棚を見せてもらった。

ジョージの本棚

ジョージの本棚。なんだか難しそうな本がたくさんある。これは期待できそうだ。

その中でまずジョージが手に取ったのがこれ。

中古で18,257円!『日常的実践のポイエティーク』

1

『日常的実践のポイエティーク』 (ポリロゴス叢書) 単行本 – 1987/5
ミシェル・ド・セルトー (著), 山田 登世子 (翻訳)

発音するのも恥ずかしいくらいだから、かなり難しい本に違いない。
ジョージによると「この本はざっくり言うと、都市の人々の日常的な生き方を分析した本」だそうだ。

ちなみに今Amazonで調べたら中古で18,257円が最低価格。おそるべき本である。

さて、さっそく書き出しを読んでみよう。

<はじめに>

ここで本書の意図を述べるというより、むしろわたしは、ある探求の風景にふれてみたいと思う。

なるほど。1行目からかなり自由な感じの人だ。もう少し先を読んでみよう。

そうした風景を描きながら、研究というひとつの行為がどのように展開してゆくものなのか、その目印になりそうなものをしめしておきたい。分析というものの歩みは、ずっと前からひとが住んでいた土地のうえに、ある時には規則的な、またあるときにはジグザグの足跡を刻みつけてゆく。そんな足跡のなかで私の知っているものは数がしれている。記憶やパランプセプトのつくりなすこの風景のなか・・・

へぇ~何の話や!
よく分からないので飛ばして先に進もう。
真ん中あたりを開いたらこんな文章が載っていた。

<ある「遍在」、この「ところかまわぬ不在」>

読者が自律性を獲得するかどうかは、テクストと読者の関係を多元決定している社会的諸関係を転換しうるかどうかにかかっている。この転換はどうしても不可欠なものである。しかしながら、受動性とはちがった営みが現にいま存在しているという事実、いかに抑圧され内密のものであってもさまざまな形態をとった多型の営みがすでに存在しているのだという事実がなおざりにされるようであれば、こうした革命はエリートによるまた新たな全体主義になりかねない・・・

そもそも見出しの意味が、何度見ても理解ができない。
とりあえず前半は無視して、結論はたぶん「革命反対」ということでいいんじゃないか。

「エリート」という言葉しか頭に入ってきていない人は、枕に置いておくだけで寝れると思うぞ。

はい、次。

枕にもならない厚さ。『遊学』。

次にジョージが薦めてくれたのがこれ。

遊学

『遊学』 (中公文庫)
松岡正剛 (著)

ジョージによると「この本はざっくり言うと、頭が良い人たちの思想のエッセンスを紹介している本」だそうだ。
そう言われるとちょっと読んでみたくなる。

しかし厚さが問題だ。

分厚い遊学

 

ジョージのタバコと比べると分かるが、一般的なタバコのタテ幅に匹敵する分厚さだ。
ヨコ幅じゃなくてタテ幅だぞ。枕にもならない。
そして床に落としたら床が崩壊するんじゃないかと思うほど重い。

さっそく見てみよう。

「古代、はやくもエピクロスの偏倚原子があり、いまファインマンのクォークがある。また古代に数千本のナーディ管があり、いままた数千の病名がある。その間、実に構想はほとんど微動だにしていない。ただ呼び名だけがめまぐるしく変わってきた。物質は変化しただろうか。ヘルマン・ワイルはなぜ時間は光の放たれる方にだけ進むのかと問うたが、物質の未来もこの光の放たれる方向から無縁ではいられない。けれども、だれもそれを確認したわけでもない。ただ緻密な調査だけが繰り返されてきた。我々は物質と時間の関係の調査表を知っているにすぎない。」

へぇ~何の話や!
「我々は物質と時間の関係の調査表を知っている」ということだが、あなたは知っているだろうか?私は知らない。
そもそも何の話をしているのかも分からない・・・

これが900ページ続く。今は4分の1しか引用していないので、3,600回続くことになる。
これ1冊あれば、一生かかっても眠るのに困らないだろう。

ちなみにこれはKindleでも買える。上巻と下巻があり、それぞれ594円だ。

調査結果:難しい本はいろいろと役立つことが多い。

今回はジョージが厳選した2冊を調査した。

2冊を読んでみて分かったが、難しい本は快眠効果だけなく、小脇に抱えているだけでインテリなクールガイを演出できる。しかも悪いヤツと闘うときにも立派な武器になる。買っておいて損はないだろう。

そして今すぐ眠りたいのに難しい本が手元にない人は、家電の取り扱い説明書に書いてある注意書きを読んでみよう。絶対眠れること間違いないぞ。くれぐれも電子書籍で買った本は、ブルーライトで目が冴えてしまうから注意しよう。