睡眠音楽

ピンクノイズ「1/fゆらぎ」が身体に与える効果とは

ピンクノイズの最も特筆するべき特徴は、「1/f」(エフ分の1)のゆらぎになっていることです。 この1/fのゆらぎがヒーリングやリラックスに効果があるとして、注目を集めています。

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ピンクノイズに含まれる1/fゆらぎとは地上デジタル放送の時代、深夜放送が終わったテレビから流れる砂嵐の音を聞きながら爆睡してしまった経験ありませんか。
あの「ザー」というのは砂嵐の音は『ノイズ』なのですが、実はノイズには様々な『色』で区別されているのです。

テレビの砂嵐は比較的、『ピンクノイズ』の音に近いといわれています。

他の色のノイズでは、ホワイトノイズというものが有名ですが、
聞き比べてみるとホワイトノイズは『シャー』という音がします。

何故、『ピンクノイズ』が桃色なのか、そしてピンクノイズを象徴する
『f/1ゆらぎ』とは何なのかについて説明します。

ピンクノイズとは

ピンクノイズとは、テレビの砂嵐のような音です。

テレビの砂嵐というと、『ホワイトノイズ』とよく言われます。
しかし、ホワイトノイズとピンクノイズは、音響工学上では周波数の性質が違うので区別されています。

何故ピンクノイズは桃色なのか

では、このピンクノイズは何故『桃色』なのでしょうか。
これは、ホワイトノイズと性質を比較するとわかります。

ノイズを色で命名するときは、音の周波数が由来になります。
音というのは空気の振動です。音の周波数を表すヘルツ(Hz)というのは、1秒間に何回振動したかを表す単位です。

そして、音と同じく、光の波長も周波数で表すことができます。

ホワイトノイズの周波数は、どこをとってもパワーが均一で、ホワイトノイズの周波数を光に当てはめてみると、ホワイトノイズの周波数は、白色の光線と同じ特徴を持っていることから、「ホワイトノイズ」と呼ばれています。

(参考:雑音をかき消して集中力が上がるホワイトノイズのオススメ

では、ピンクノイズの周波数を見てみましょう。

ピンクノイズの周波数は分析してみると、次のような成分になります。

太陽光(白色光)をプリズムで分光し、周波数成分が高い青色側の光が一定の低下した状態で集光すると赤色(ピンク)が強調されることからピンクノイズという。

引用元:『地球環境とノイズの意外な関係』

ピンクノイズの周波数を、光に置き換えると、波長の長い『赤色』が目立つのです。
そこで、ホワイトノイズと比較して、連想しやすい『ピンク』と呼ばれるようになりました。

1/fゆらぎとは

さて、ピンクノイズの最も特筆するべき特徴は、「1/f」(エフ分の1)のゆらぎになっていることです。
この1/fのゆらぎがヒーリングやリラックスに効果があるとして、注目を集めています。

そもそも、1/fのゆらぎとは何でしょうか。
fというのはフリーケンシーの略語で、周波数のことを表します。

こちらのページが最もわかりやすく解説しています。

そよ風に例えて云えば、自然のそよ風は一定の強さではなく、ゆらぎがあります。強くなったり弱くなったり、徴妙に変化しながら揺らいでいるわけです。その変化は、私達の期待、予測どおりに変化することもあれば、期待に反した強弱を繰り返すこともある。これは期待性 (規則性) と意外性が桔抗した状態といえます。

こんな状態を数値化し、スペクトルで表してみると 1/fゆらぎになっています。こうした強弱の適度なゆらぎの状態が、私達に心地よさを感じさせると言われています。

引用元:音楽における 1/fゆらぎ分析の理解

こうした1/fのゆらぎが何故心地よいのかと感じるのかというと、心臓の鼓動や細胞にも1/fのゆらぎがあることがわかり、人間にとって生理的に受け入れやすいものだからだといわれています。

ホワイトノイズと聞き比べるピンクノイズ

いかがだったでしょうか。

今回の記事でピンクノイズについてまとめた内容は大きく2つです。

  • ピンクノイズという色の由来は、ホワイトノイズとの比較から
  • ピンクノイズが癒されるのは、1/fのゆらぎが含まれているから

赤ちゃんにテレビの砂嵐を聞かせると、泣き止んでくれるという話がありますが、
ピンクノイズは母胎で聞こえる音だからという説が有名です。

そう考えると、母胎の音が1/fゆらぎで出来ていることが、落ち着く理由なのかもしれませんね。