睡眠音楽

ホワイトノイズ|周りの雑音をかき消して集中して眠る方法

周りがうるさくて落ち着けない、というあなたにうってつけの「ホワイトノイズ」をご紹介します。

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集中できないときはホワイトノイズがいい

画像引用元:写真素材 足成

  • 周りの雑音が気になって眠れない
  • いろんな音が気になって集中して作業できない

そんな苦しい状況のあなたに朗報です。
周囲の気になる雑音を掻き消す方法があります。

アナログテレビの砂嵐の音を聞きながらつい眠ってしまった、
という経験をしている人が結構多くいます。

あの「シャー」という雑音は『ホワイトノイズ』(白色雑音)と言います。

実はあのホワイトノイズには、安眠をもたらし、集中力を上げる効果があるのです。

そこで、周りの雑音をシャットアウトして、自分のスペースを確保する方法をご紹介します。

ホワイトノイズとは

このシャーっとしたノイズは一般的にホワイトノイズ(白色雑音)と呼ばれています。

「川のせせらぎ」や「木の葉が揺れる音」にも聞こえますが、昔のテレビの砂嵐の音と言うと一発でわかるんじゃないでしょうか。

ちなみに、地上デジタルが放送されていた当時は、あの砂嵐のことを『スノーノイズ』とテレビ用語では呼ばれていました。

地方によって、呼ばれ方にも特徴があり、福井県では『ジャミジャミ』と呼ばれていたり、沖縄では『ジラジラしている』と呼んでいたりしたそうです。

(引用元:テレビの番組終了後の「砂嵐」はザーザーではない!?

ホワイトノイズはピンクでも茶色でもなく、『白色』

なぜ、ホワイトノイズは『白色』と呼ばれているのでしょうか。
決して、先ほどの『スノーノイズ』が雪っぽいから、という理由ではありません。

実は、ホワイトノイズのほかに、『ピンクノイズ』や『ブラウンノイズ』と呼ばれるノイズも存在します。

各色のノイズを聴き比べられるサイト

画像引用元:simplynoise

simplynoiseというウェブサイトでは、ホワイトノイズやピンクノイズ、ブラウンノイズを聞き比べることが出来ます。

ホワイトノイズは『シャー』とした音なのに対して、ピンクノイズは『ザー』と聞こえるのではないでしょうか。

これらは音の周波数の特徴を、光(つまり色)の周波数の特徴に当てはめて命名しています。

周波数というのは、『何回振動したか』という回数のことです。
音というのは振動で、1秒間で振動する回数が増えるほど高音になります。
音の周波数の単位はヘルツといい、Hzと表します。

ホワイトノイズの場合、周波数を例えば取り出してみるとパワーが均一になっているという特徴を持ちます。

具体的に言うと、

  • 0Hzから100Hz
  • 100Hzから200Hz
  • 200Hzから300Hz

ホワイトノイズの周波数はどこをとっても足し算と引き算の答えが同じになる音です。

この「どこをとっても足し算と引き算の答えが同じになる」という性質を、光の性質に置き換えます。
光の反射、つまり色も周波数で表すことができるのです。

太陽光をプリズムで分解する虹色が見える事例を思い浮かべてください。

波長の一つである太陽光(白色光)をプリズムで分光すると虹色の7色となる。この波長を逆に集光すると白色光にもどる。分光された色という波長(周波数)を同等のレベルで含むノイズをホワイトノイズという。

 (引用元:地球環境とノイズの意外な関係)

つまり、もしホワイトノイズを、仮に光として分光すると虹色になるので、「白色」と呼ばれているのです。

『ピンクノイズ』は音の周波数を光の周波数に置き換えると、赤色が強い周波数になることが由来しています。

つまり、音を『周波数』という単位をはさんで、光に置き換えてみると比喩的に説明できるというのが由来になっています。

ホワイトノイズの効果

さて、こうしたホワイトノイズですが作業効率や睡眠に向上するということで様々な効果がうたわれています。

集中できる

2012年に公開された論文、『Is Noise Always Bad?』によれば、
適度な雑音はクリエイティビティを高め、脳の抽象的な情報処理を促進すると書かれています。

また、ジョエルベッカーマンの『なぜ、あの「音」を聞くと買いたくなるのか』という本にも
作者が実際に本を書くときに、ホワイトノイズを活用した事例が紹介されています。

私も本書を執筆中、ヘッドホンを着けて白色雑音を聞きながら原稿を書いたこともあった。おかげで混雑したコーヒーショップや、通勤電車の中、子どもたちのはしゃぎ声が聞こえる自宅でも仕事に集中できた。白色雑音は静寂をつくり出す。しかも白色雑音を耳にすると、自分の居る場所と別の雑音が聞こえてくる場所との距離が実際より遠く感じるので、それだけ雑音が気にならない。

引用元:ジョエルベッカーマンの『なぜ、あの「音」を聞くと買いたくなるのか』

適度なノイズによって、周りの雑音から自分の空間を切り離すことが出来ると主張しているのです。

眠れる

また、ホワイトノイズには安眠効果もあると言われています。
赤ちゃんを泣き止ませて、寝かせるという効果があるといわれています。

これは、「母胎で聞いていた音に似ている」という説が一般的に信じられています。

(参考:36歳で妊娠!気になる高齢出産とは?初産から子育て体験記

個人差はありますが、ホワイトノイズでなくても、こうしたシャーっとした音なら効果があると言われています。

そう考えると、YouTubeで流行しているASMR動画で
『袋をごそごそする音』が人気を集めている理由がわかる気がします。

味覚が変わる?

2012年にユニリーバとマンチェスター大学の研究で、「Sound can change our perception of food」というレポートがあります。音が食べ物の味にどのような影響を与えるのかというのを研究したものです。

ホワイトノイズを聞いたとき、人は味感が鈍くなるようです。参加者は聞いている音が気に入った場合は、食品の味を強く感じていました。しかし、音を嫌った場合は、その食事の楽しさを減少させました。これは、飛行機のエンジン音が機内食の味を感じにくくさせていることを説明しています。

第2に、味とサクサク感に焦点を当てました。背景で流れる雑音が大きくなるにつれて、パリパリ感が増加していることがわかりました。驚くべきことに、同時に、塩または甘い味の味覚が低下していることもわかりました。

(意約)

つまり、ホワイトノイズによって味覚や食感の感受性をコントロールされる可能性があるということがわかったのです。

身近にアプリでホワイトノイズを聞く方法

周りの雑音から自分の空間を確保するために、最適な雑音が重要だということがわかりました。

YouTubeやsimplynoiseなどでホワイトノイズを聞くことは出来ますが、
現在はスマホアプリでもホワイトノイズを聞くことが出来ます。

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集中しなければいけない人は、ぜひ試して欲しい

いかがだったでしょうか。

「ノイズ」というと雑音なので、避けていたのかもしれません。
しかし、ノイズも使い方によって、集中できない環境からあなたを遠ざけてくれる心強い見方でもあるのです。

ホワイトノイズを使えば騒音に晒されているあなたが、落ち着いて眠れるようになります。